活動報告

団地活性化を住民と考える
〜5研究室が“袖団”ウイーク

2016年9月18日

習志野市・袖ヶ浦団地(袖ヶ浦二、三丁目)の活性化を住民と一緒に考える「夏の袖団活性化ウイーク」が9月15~18日、団地内で開かれた。
 習志野市と管理事業主の都市再生機構(UR)、本学の3者が2014年から進めている「袖ヶ浦団地活性化プロジェクト」の一環で、昨年に続き2度目。本学の5つの研究室(創造工学部建築学科の田島則行研究室、都市環境工学科の鎌田元弘、佐藤徹治研究室、デザイン科学科の倉斗綾子、稲坂晃義研究室)が合同で開いた。
 UR袖ヶ浦団地は本学津田沼、新習志野の両キャンパスのほぼ中間に広がる大団地で、日本住宅公団時代の1967(昭和42)年に入居を開始。現在戸数2990戸。建物の老朽化と住民の高齢化で空き室が増え、商店街に空き店舗も目立つ。
 本学は活性化について田島研を中心に、学生が団地に共同で部屋を借り(シェアハウス)、空き店舗を交流の場に運用する、などを計画。今年4月、学生 (男2、女3人)が1室ずつを借りてシェアハウスを始めた。学生たちは夏の盆踊り大会に参加したりお年寄りとの交流を目指し“仲間意識”が芽生えているという。
 本学では毎春、新入生を中心に約2千人が部屋を求めており、袖ヶ浦団地が“準学生寮”になることも期待される。
 研究室の学生たちはイベント3日目の「袖団コミュニティー・シンポ&フェス」で▽本学学生寮の寮生と団地住民のニーズ調査(鎌田研究室)▽団地生活の満足度に関する実態調査――などを報告。シェアハウス拡大を視野に団地での生活ぶりを語った。
 また昨年度、稲坂研が提案し今夏、倉斗研と共同製作した移動式大型本棚「ぶっくる」が団地街路に設置され、住民の関心を集めていた。