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望月教授が執筆しました「光と音の建築環境工学」が出版

2018年9月1日

望月教授が執筆しました「光と音の建築環境工学」が出版されました。(共著)

小林茂雄、望月悦子、上野佳奈子、安田洋介、朝倉巧 著
シリーズ〈建築工学〉8 光と音の建築環境工学
朝倉書店, 2018年9月1日発行, 定価3,200円+税

建築の光環境と音環境を具体例豊富に解説。心理学・物理学的側面から計画までカバー。〔内容〕光と視野/光の測定/色彩/光源と照明方式/照明計画と照明制御/光環境計画/音と聴覚/吸音/室内音響/遮音/騒音・振動/音環境計画

本書「まえがき」から抜粋

「本書は,建築の光環境と音環境について,大学の教科書として用いられることを想定して,基礎からやや計画的な内容までをまとめている.建築環境は一般的に,熱・空気・光・音の4 つの要素に分類される.その中で光と音は連携して講義されることが多いが,それは光と音に共通点があるためである.光も音も波としての性質をもち,波長によって光色や音の高さが異なり,透過・吸収・反射をしながら,瞬時に広く伝搬する.そして適正な光や音が人に伝わることによって,見えやすさ・聞こえやすさ・明るさ・静かさなどが確保される.作業する際に十分な照度を確保したり余計な騒音を排除したりするなど,光や音を的確に制御することは,安全で健康で機能的に生活する上で重要なことである.それだけでなく,陰影のある光や響きのある音は,私たちに楽しさを与える存在でもある.ライトアップやイルミネーション,コンサートホールなどの音響は,感情を左右し,空間体験に心理的な豊かさを加えることになるだろう.そうした芸術的なデザインに携わるためにも光や音の基礎を習得しなければならない.」