田島 則行准教授
建築設計、都市再生、まちづくり
工学院大学建築学科卒業、AAスクール大学院修了。東京大学大学院にて博士(環境学)を取得。1993年に独立し、1999年にテレデザインを設立して建築設計活動を行う。2013年より千葉工業大学に着任。
新築の設計だけでなく、数多くのリノベーションも手がけ、JCDデザイン賞やグッドデザイン賞、JIA作品選に選ばれるなど受賞多数。2014年には都市住宅学会の学会賞・著作賞を受賞。2018年には、伊勢崎市景観まちづくり賞、ぐんまの家優良賞を受賞。
建築設計と街づくりの融合による都市再生
建築設計ではそのプロセス・デザインを重視して捉え、建築計画では既存のビルディングタイプを横断する新しいプロトタイプを重視しています。特に「都市再生」を大きなテーマとして捉えており、都市や地域の「再生」という幅広い枠組みで捉えて街づくり活動や研究をおこなっています。
様々なプロジェクトに関わり
社会的な建築のあり方を実践
机上のプロジェクトだけでなく、実際の社会的なプロジェクトに関わることで、実践を通して社会的な建築(ソーシャル・アーキテクチャー)のあり方を問いかけて行きます。今までには、熱海における街づくりやリノベーションに関わり、習志野市における公共建築の再生や団地の再生、あるいは運河や水辺における公共的な場のあり方にも関わってきています。今後も引き続き様々な社会的なプロジェクトに積極的に関わって行きます。
建築設計や建築計画を通じた社会貢献
建築設計や建築計画を単なるデザインの手段とみなすのではなく、社会的な実行力のある分野として捉えると同時に、建物が生み出せる「場」の力や「場」の連携に着目し、そこに培われる多様な活動を支援して行く立場として、社会的な貢献を行っていこうと考えています。そしてその延長線に街づくりや都市再生を位置づけて考えています。